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成長に伴うフードの増やし方ですが、体重何kgにつき何グラムとか、
一週間に何グラムということよりも、人同様、
子犬の状態(体重の増え方、おなかのはりかた)などを観察して増減してください。

目安は便の固さです。フードの量を増やした後、便が緩んだ際は量が多いと考えて、
一旦、減らして様子を見てください。それと生後半年くらいたって子犬を真上から
見てウエストがない、くびれがないのは太りすぎと考えてフードを減らして様子をみてください。

但し、生後4か月〜半年くらいまでは幼児体型ですからウエストがなくても
問題ありませんので、まずはフードの量を増やした後便がゆるくなるかどうかを
観察してください。

人でも体重と食事の量は比例しない事が多々あるように、子犬も同じです。
沢山食べたから大きくなる、少食だと大きくならない、ということはありません。
あくまでも飼い主様が観察して加減してください。

成長は個体差と運動量と代謝が影響していています。

もともと代謝量が少ない子はあまり食べなくても、やせていきませんし、
環境が寒ければ暑いときよりも多くエネルギーを使いますし、
よく運動する子や筋肉が多い子は多くのエネルギーを消費します。